こころのQ&A
お問い合わせに寄せられた中からQ&Aをご紹介します
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もうすぐ結婚を予定しています。 彼が短気で感情をあらわにするようになりました。
以前はやさしい態度だったけど、叩かれたこともあり、今後が不安です。
友人に聞くと「マリッジブルーかも」と言われました。
このような場合も心療内科の対象となるのでしょうか?
- A
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とても辛い体験をされ、将来に対する不安もお有りのようですね。
お話をされるだけでも、いくぶんか楽になることもあるのではないでしょうか。
不安というものは漠然としているものですが、心療内科ではそれも治療の対象になることがあります。お気軽にご相談ください。
- Q
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友だちがうつ病で治療しています。
自殺願望があり、「死にたい」とか「死んだ方がましだ」というメールがきて、対応に困っています。どうすればいいのでしょうか?
- A
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うつ病の自殺願望は、病気による症状のひとつです。
病気の極期には、わけもなく「死にたい」という願望があり、どのように死のうかとひたすら考えている状態が出現します。極期には行動する意欲も消失していることが多いので、少しよくなってきた(回復期)ときに実行されることが特徴的だと言われています。
うつ病の方には「死んでもいいことはない」「家族が悲しむ」と説得することより、治療を優先する必要があります。
「死にたい」という自殺願望は、病気による症状であり、行動を見守ることが大切です。
もし、死にたいとうちあけられたなら、「生きているのもつらいっていうことだよね」とお友だちの苦しさを受け止めながらも、「『死にたい』という気持ちは、病気がよくなっていないから思うだけで、本当のあなたの気持じゃないんだよ」と説明して、率直に、死のうとしない(実行に移さない)ことを約束してもらうことが重要です。
そして、その情報を主治医にも伝えることも大事です。
『うつ病』はこころの風邪と例えられることが多く、それほど誰もがかかる病気なのですが、症状的には『肺炎』や『呼吸不全』の状態なので、身近な人が病気になった場合は、きちんと治療するように勧めて下さい。
そして、多くのうつ病は治療することによって改善されることを知っておいてもらいたいと思います。
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