当放射線部門は診療放射線技師が、一般X線撮影装置、CR画像診断システム、超音波診断装置を活用して、日々の画像診断検査に取り組んでいます。
1. 一般撮影
胸部をはじめ腹部、全身の骨、などのX線撮影を行います。
2. 超音波検査
人体に侵襲のない超音波を利用して、体内の臓器を検査します。痛みもなく15分程度で検査は終わります。腹部臓器、心臓、頸部血管、甲状腺などの検査が可能です。
3. CRシステム
(Computed Radiography System)
画像をディジタル化し、コンピュータを利用してX線画像を作成するもので、従来のフィルムを現像するシステムより、高画質を保ち、X線量を少なく出でき、さらに画像の運用、保管にも大変威力を発揮するシステムです。
4. PACSシステム
(Picture Archiving and Communication System)
CRシステムと接続することで、CRディジタル画像を集中保管、外来・病棟へ配信、モニター表示を可能とし、そして毎日の診療に活用するシステムです。荒尾中央病院でのCT検査画像もこのシステムにオンライン接続しています。
5. CT検査
X線により体の横断面を撮影する検査です。頭から胸部、腹部、足の先まで検査できます。検査時間は、内容にもよりますが数分で終わります。当法人敷地内の荒尾中央病院で待つことなく、ほとんど即日検査ができます。
6. MRI、血管造影、放射線治療等当院で行っていない検査・治療についての対応
このような検査・治療が必要な場合は、地域協力病院に連絡しスムーズに対応しています。 協力病院としては、荒尾市民病院、天領病院、熊本大学病院、熊本医療センター、大牟田市立総合病院、独立行政法人大牟田病院等があります。